10:00~12:00
小倉南武道場 剣道場

■無外流居合兵道
・基本刀法 ※腕の動きでなく身体の開合を遣う
・形 真、胸尽し

胸尽しで突き~真っ向斬りの間の動きは大切です。
実際に敵を想定出来ているのか、武術になっているのかで動きも違ってきます。
間と自分の制空圏は常に感じておく必要があります。
攻めの中に守りがあり、守りの中に攻めがあるのが武術です。

■神道夢想流杖道
・基本(全技)
 ※巻落では自分の身体の張りが潰れないよう
・繰付動作を使って「落とす呼吸」の稽古
・形 斜面、着杖、笠之下、一禮、寝屋之内

まりりんさんは斜面、着杖の復習。次回は水月、物見の復習にいきましょう。
ふーみんさんは笠之下の復習と一禮。
一禮は一度だけ身体を通した程度なので、細部まで。
どちらも相手との間、身体の動きともに粘る感覚がポイントになってきます。
ぶーちゃんさんは一禮の復習と寝屋之内。
これも寝屋之内は一度身体を通していたので細部まで。
体幹、足腰の強さの必要性に身体が気付いたのは流石ですね。

皆さんまだまだ杖の細かい操作に気を取られがちな部分があります。
重要なのはもっと根の部分・・・間であったり自分が守る領域であったり敵のどこにどのように当てるかといったところ。
どれも頭で判断するのではなく、感覚で感じられるようになる必要があります。
意識して稽古していればそのうち身に付いていくかと思います。
敵と自分の強弱・・・力の強弱、バランスの強弱、間の強弱、位置の強弱等を常に感じ続け、自分が弱い時は守りを強く、自分が強い時は攻めを強く・・・そんな感覚。
武術はアナログです。
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少し早めになりますが先週、一貫堂と王喜道場合同の忘年会が開かれました
皆さん楽しい時間を過ごされたようで、正に時の経つのを忘れてしまいましたね(笑)

2013kid008.jpg
午前は一貫堂にて稽古。
小倉一貫堂の皆さんも参加。
影他。

影の太刀落、ぶーちゃんさんは歩を動かす時に左右の足への重心の移し換えが大きいですね。
極力、重心の移し換えをせずに足が動かせるようになりましょう。
足腰、体幹の強さが必要になりますが、ぶーちゃんさんにはもう備わっていると思いますので。
早い動きでは簡単てすが、遅い動きでは難しくなる典型的な動作です。
そういうところも影の難しさの一つですね。

個人的には阿吽。
自分の感覚か、敵の感覚が自分の中に現れているのか・・・ここで動くという瞬間がある。
ギリギリと絞っていく感覚。
師の太刀でなければ感じられないような感覚。
ただ、自分の技はまだ敵の虚を衝くことに囚われており、先を取るレベルに達していないような気がする。
どちらも違いはないのかもしれないが、そんな気がする。

他には、師製作の分銅鎖にて鎖鎌。
稽古用のものとはやはり違いますね。
実物の十手、鉄扇、分銅鎖などを手に取る。

午後は小倉一貫堂。
14:00~16:00
小倉南武道場 剣道場

■無外流居合兵道
・基本刀法
・形 真、円要

■神道夢想流杖道
・繰付の相対稽古。太刀の武術的な感覚、身体を養うのに良い稽古です。
・形 鍔割、右貫、霞、笠之下、一禮

ふーみんさんは、割と早い段階から形が実戦を意識した動きになっているようで素晴らしいです。
ただ、その分、形(かたち)が崩れやすくなる傾向がありますので気を付けましょう。

そろそろ初心者を抜け出すかという段階で段々と難しい形になってきました。
形の手順や動作が難しいという段階から、力の出し方が難しいという段階に入りつつあるようで進歩ですね。
とはいえ、姿勢が崩れることも多く・・・武術的に崩れるのなら良いのですが、そうではないのでまだまだ油断は出来ません(笑)
しっかりと武術の動き・感覚を身に付けていきましょう
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11月10日 一貫堂にて。

笠之下、鍔割 打ちと足遣い。無外流、野送りと比較。
阿吽 間。
中和流短剣術 残剣、一乱剣 下がりと抑えの間。棟摺り。
左剣 手のかわし。
一風 鎬摺り。
10:00~12:00
小倉南武道場 剣道場

最近は小倉一貫堂も居合人気が高まっております
これまで道場生の皆さんは木刀で稽古してきましたが、無外流居合兵道を本格的に稽古するため居合刀の購入を検討する方が増えてきました。
どんな居合刀にするか色々迷うのも楽しいですよね

■突き(顔面パンチ)の捌き
換手を使うのと自分の腕を通して体全体の力を相手に伝える。
感覚で敵の弱い部分を攻められるように。
体全体を繋げた力を相手と触れている部分に伝えることで相手を崩す。
杖道・居合道・素手に限らず敵と自分のバランスや強弱を感じ、自然と敵の弱い部分・方向に自分の力を流す感覚を養う。

■無外流居合兵道
基本刀法の後、形は真と胸尽し。
真では、まだ足腰の安定、強い体幹が求められます。

■神道夢想流杖道
基本(抜粋)の後、繰付の相対。

マリリンさんは腕に負担をかけないよう、無手の構えと歩法の稽古。
繰付では無手で太刀を捌く稽古・・・体捌きと間合いがポイント。
何も考えなくても適正な間合いに入りたくなる感覚が武術においては重要です。

形は、斜面、鍔割、右貫、霞。
最初は、頭で考えるのも仕方ないですが、極力、体の感覚で動けるようにしていきましょう。
常に敵と自分の強弱を感じ続け、的確な間合い・ポジションに「流れていく」ことは無手の捌きと同じですね。

今日は、無手の稽古もありました。偶然にもマリリンさんの基本・相対も無手の形になりましたね。
杖道も居合道も無手も同じです。
武術に必要な感覚が身に付けば、あとは杖で表現するのか刀で表現するのか無手かということです。
杖道だから、居合道だから、杖や刀がなければ役に立たない・・・武術はそんな浅いものではありません。
まあ「術」から「道」への昇華を目指す者にとっては、取るに足りない浅い話になってしまいますが。(笑)
以下私見。

神道夢想流杖道、64本(五本の乱を含めると69本)の形のうち、14本を占める影。
どのような位置付けであり、何を目的に練るのか。
山口県杖道連盟のホームページには以下のように記載されている。

「心の修練をすることを目的とし、表業と同名の十二本で構成されている。
手数は少なくス ピードもないが気迫に満ちた稽古が必要であり、心技の基本と考えられる。」

一般的には大体上記のような内容とされ、心錬であり、気息、間を練るものと言われている。
さて、心錬とは?気息・間をどのように練るのか?それが武術においてどのような効果があるのか?
具体的なことについては、実際のところ「よくわからない」という人が多いのではないだろうか。

方向性の間違っていない稽古をしていれば自ずと身に付いてくるものであるし、それを言葉に表す必要もない・・・それが武術の本来の在り方だと思います。
誤解を恐れずに言えば「武術に理屈は不要、ただ稽古あるのみ。」です。
しかし、それではこのブログにも書くことがなくなってしまいます。(笑)
また、各段階の稽古においての一つの目安となり、修行者各々が稽古の方向性を定めるヒントになれば、ということで記載してみたいと思います。

勿論、影がそうであるように他の段階についても具体的な目的があります。
段階の中でも数本がセットになって語りかけてくるようなものもあり興味深いところです。(五月雨や奥など)

他の段階はまたの機会にして、影です。
簡単に言ってしまえば「表・中段で習得した動きを実戦で使い得るものにする。」それが影だと感じます。
言い方を変えれば「表・中段で身に付けた動きを武術の動きにする。」ためのもの。
仮に、影がないとどうでしょうか。
表・中段で杖術の動きは身に付きますが、覚えた形をなぞるだけのものになるでしょう。
逆に表・中段がなく影だけであれば、杖術の基本的な動きがそもそも出来ないでしょう。

例えば、他の武術において武術的な動きが出来ている人が杖術を始めたら、極端に言えば影の段階は不要であるか確認程度になるのではないでしょうか。
そういう人は、早い時期から影の要素を持って表・中段の形が出来ることでしょう。

他の武術・武道・格闘技においては、そのような要素を自由組手で養おうとするものも多くあります。
神道夢想流においての影は動きの制約された(ルールの増えた)自由組手と言えます。
一般にそれを約束組手と言いますが、影は約束組手とも違うものだと感じます。
逆説的ですが、動きが制約されているからこそ、実戦を前提にした武術的な動きをしっかりと練ることが出来るのではないでしょうか。

私自身、杖術を練ることによって素手の自由組手がかなり変わりました。
残念ながら影を練る前の中段の段階でしたが、自由組手の中で杖術の感覚を再現することにより、逆に影を練ったような効果が現れたのだと思います。
その後、影を稽古するようになり、非常にその感覚を練りやすい形だと感じました。

小倉一貫堂においては影の段階では「落とす呼吸」を練ることや、敵との間の圧(接触、非接触に関わらず)を意識し粘ること、敵の動きを感じ付いていったりコントロールする感覚を養うこと等を重視しています。
その感覚がなければ攻防は反射神経頼り、スピード勝負となってしまうでしょう。
そのような影の要素・・・しっかり身に付けている人にとっては意識せずとも行っている当たり前のことですが、現代の競技化された武道の中では見過ごされがちな要素なのかもしれません。

そう考えると神道夢想流杖道は、各段階でのテーマをこなしていくことを前提に、素晴らしい稽古体系が確立されている武術と言えます。
杖に限らず、全ての武術に通じる「武術の原理」を体得出来る体系になっていると感じます。
11月3日 一貫堂にて。

師は良く見ている。
左側の動き難い動作にアドバイスを頂き、それが非常に参考になる。
左側はまだ回復途中で不自由さが残っており、動作によってはだいぶ崩れてしまうのだが、的確な指導を頂けるので非常にありがたい。
武術を極めると人の身体のことも良くわかるという良い例ですね。
武術の指導者には、人の動作、姿勢、バランスを知識としてではなく、自分の感覚として感じる能力が必要とされます。

稽古は影を主に。中和流短剣術についての細部。柳剛流杖術について。
10:00~12:00
小倉南武道場 剣道場

11月最初の小倉一貫堂稽古となります。
最近は、朝晩以外にも若干の寒さを感じる日がありますね。

■準備体操も漠然と動くのではなく、身体全体の繋がり・連携を意識してもらいます。

■準備体操の後は身体を温めるためにもその場で連続の本手打。
左右交互に行いますので足の入れ替えの稽古、上半身と足腰の連携の稽古も兼ねます。
この何気なく行う足の入れ替え…武術ではなかなか重要な動きになりますので流れるように出来る必要があります。

■無外流居合兵道
2013kid006.jpg

基本刀法稽古の後、形の稽古は真。
五用の一本目、座技となりますので足腰・体幹の強さが要求されます。
しっかりと稽古の中で鍛錬していきましょう。
形の手順を覚えて頂き、注意点を指摘しながら形を稽古してもらいます。
本日、特に重点を置いたのは心法と残心についてです。
心法と残心がなければ、居合道を武道として現代の生活に活かすことはおろか、直接的(争いの場や身に危険が迫っている場面)にも活かすことは難しいでしょう。
無外流居合兵道には組太刀の稽古がありますが、それでもです。
つまり全ての武道・武術に於いても言えることかと思います。
稽古の中で身に付けていくものではありますが、形武道に於いては特に意識して稽古することが必要です。

一本一本の形、技はただ漠然と手順を追うものではありません。
刀を抜くに当たっては覚悟を以って。目の前の敵を斬る決意ですね。
武術を究めようとする者は、非日常を日常とするよう努力しなければなりません。
日常の中に覚悟があり、稽古があり、護身があります。
広義での残心とも言えます。
狭義では残心は、敵、勝負後の自分に対するもの。
広義での残心は、生活の節目をも通じて24時間意識されるもの・・・稽古場を出たからといって途切れてはいけません。
話が抽象的になってきましたね

そのような心法・残心がどう動きに現れるか、礼法と形で例を示し意識してもらいます。
ある意味、形(かたち)から入ることにより心法を導こうとする試みになるのかもしれません。

残心といえば以前、師より「形は敵と離れていく時が大事」と言われたことがあります。
杖道では、とりあえず小倉一貫堂の皆さんは守れているようですね。
これからは心法・残心の中身も徐々に充実させていきましょう。

■神道夢想流杖道
基本技(抜粋)の後、繰付の相対稽古・・・主に太刀の稽古を行いました。
繰付は、杖にとってはしっかりとした体捌きと見切りが必要とされる武術に於いて重要な技です。
また太刀も難しく、見切りと「攻めの中に守りを含む」という非常に武術的な要素が要求されます。
格闘技であれば100%の力で攻撃することが有効となるでしょう。
しかし、武術においては必ずそこに守りが含まれていなくてはいけません。
格闘技と武術の違いを考えるとその理由は導き出されてきます。
(実際には格闘技でも攻撃に守りは内包されていますが、その比率の問題ですね。)

但し、現代に於いては格闘技者のほうが武術家よりもよっぽど武術家らしいというのが現状です。
いくら理屈を並べ立てても、早い話「強く」なければ意味はありません。
そこを間違えるとおかしなことになります。
格闘技者は「強さ」に対して素晴らしい拘りと目的意識を持ち、強くなるための努力を惜しみません。
現代の一部の武術家は忘れてしまっているのではないかと思われる部分ですね。
武術家にとっての目標は「絶対的な強さ」ですが「相対的な強さ」をないがしろにしては辿り着けるものではありません。
「強さ」の定義は関係してくるにしろ、その点において武術家としての矜持を持っていなければいけません。

さて、話を元に戻し、繰付の太刀です。
敵を斬っていきながらも杖の捌きに反応しなければ頭部を打たれてしまいます。
最初から「受け」の体勢でいっては意味がありませんし自分の稽古にもなりません。
あくまで斬りにいった後、杖の動きに「反応」し身体が動かなければいけません。
感覚的にわかりにくいようなので、斬り込んでくる太刀の顔面に突発的に杖先を突き出し、半ば強制的にその感覚を体験してもらうと良い動きになってきました。
反射神経で動くというよりも、動きの中に内包されている攻めと守りの比率がジワッと変わる感覚ですね。
影を稽古することにより養われる感覚かと思いますが、今のうちから意識をしていきましょう。

形は、鍔割と右貫。
2013kid007.jpg
特に重点的に稽古したのは、右貫の初動の捌きつつの入身。
「体を捌く力」を杖に乗せていくのが難しいようです。
腕の力になってしまったり捌く力が乗らなかったりで、なかなかうまくいきません。
杖の軌道、入っていく角度、姿勢、握り、遠慮する気持ち等に原因があったようで、修正を繰り返すうち、最後にはなかなか見事な入り身が出来るようになりました!
次回稽古までにこの感覚を忘れないようにしましょう
ちなみに・・・自分が先生と呼ぶ人間に遠慮することは失礼に当たります(キッパリ)
あ・・・でも、胸骨を割りそうな返突や眉間に突き込んでくる繰付を行う小倉一貫堂の皆様には不要な助言でしたね(笑)

マリリンさんは斜面。
手順を覚えたら体を捌く力を杖に乗せるようにしましょう。

さて、今年も残すところ二ヶ月となりました。
しっかりと稽古して良い状態で一年を締めくくりましょう
但し、くれぐれも怪我・故障には気を付けながらでお願いします